鑑賞録やその他の記事

ちょっともう無理す

Facebook に 2018/ 6/13 に投稿した記事に手を加えたものです。

核ミサイル基地ジャックを描いた『合衆国最後の日』(1977)でミサイルがぐおーっと出てくるところ、実際はあそこまで行って止められない気もする。しかしそんな正確さより、映画では「これはもうダメかも」をやっちゃう方が大事なわけだな。このツメが甘くない映画は信頼できる。『実録三億円事件 時効成立』(75)とか『散歩する侵略者』(2017)とか。このようなことに名前をつけたい。映画における「ちょっともう無理す」と言わせてもらおう。もちろん、CMMと略すのも可だ。